九州大学福岡演習林の森林

 森林を,天然生林試験区(学術参考保護林,森林動態研究林),人工林試験区(スギ・ヒノキ試験林,有用樹種試験林,見本林),かすや樹木園区の3つに区分しています。各森林区分の名称と定義は以下のとおりです。

天然生林試験区

学術参考保護林

 天然生林であり,教育研究目的での試料の採取や調査,整備のための歩道および林道の開設は可能ですが林地の処理は行わない森林区分です。森林区分のひとつとして学術参考保護林を定義し,植生調査データ,福岡県レッドデータブック2011等をもとに希少性が高い林分および本演習林の代表的な植生を含む林分と判断された以下の5箇所を指定しています。

  • つる性木本植物学術参考保護林(1林班)
  • モミ・コバノミツバツツジ学術参考保護林(4林班)
  • ネズミサシ学術参考保護林(8林班)
  • リュウキュウマメガキ学術参考保護林(15林班)
  • シイ・カシ類学術参考保護林(16林班)

森林動態研究林

 天然生林を主体とする森林であり,調査や試料の採取,歩道,林道の整備等に加えて,大規模な林地試験処理を行うことができる森林区分です。上述の学術参考保護林以外の天然生林はすべてこの森林区分に含まれます。

人工林試験区

スギ・ヒノキ試験林

 スギ・ヒノキの人工林で,調査や試料の採取,歩道,林道の整備等に加えて,大規模な林地試験処理が可能な林分です。人工林面積96%にあたる274haがこの試験林となります。

有用樹種試験林

 スギ,ヒノキ以外の樹種の人工林で,調査や試料の採取,路網の整備等に加えて,大規模な林地試験処理が可能な林分です。本演習林では,スギ・ヒノキ人工林に比べ面積的にはごくわずかですが,一部には本演習林創設時にすでに植えられていた高齢林分(クスノキ林,クヌギ林,コナラ林,ケヤキ林など)も存在します。

見本林

 人工林。教育研究目的での試料の採取や調査,整備のための歩道および林道の開設は可能ですが林地の処理は行わない森林区分です。高樹齢で教材あるいは研究材料として価値のある以下の人工林6箇所を指定しています。

  • ヌマスギ見本林(11林班)
  • 陣馬の大杉見本林(13林班)
  • クスノキ見本林(17林班)
  • 外国産ヒノキ見本林(17林班)
  • ヒノキ見本林(18林班)
  • 高田外国産樹種見本林(6林班)

かすや樹木園区

 天然生林,人工林のどちらの森林も含むが,樹木,灌木,木本性つるといった様々な木本植物の展示を主目的とする樹木園であり,上述の森林とは取扱いが大きく異なることから別の区分としています。



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Last-modified: 2018-06-22 (金) 11:31:20 (55d)
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