2015年度 森林生態水文学特論&生態水文学実習 †
1.対象 †
- 生態水文学実習:地球森林科学コース4年生
- 森林生態水文学特論:環境農学専攻 修士1年生
2.期間:2015/9/1〜2015/9/4 †
3.担当教員 †
大槻 恭一、笠原 玉青、片山 歩美
4.場所:福岡演習林 †
〒811-2415 福岡県糟屋郡篠栗町津波黒394
tel 092-948-3101, fax 092-948-3127
http://www.forest.kyushu-u.ac.jp/fukuoka/index.php
5.目標・内容 †
- 福岡演習林において森林生態系における水循環に関する模擬的調査研究プロジェクトをグル―プごとに実施し、環境と森林の水循環に関して、実践的に学習する。
- 本実習を通して、気象観測の手法やデータ整理法や森林の水循環に関する基本的知識および観測手法を身につけ、それをもとに環境要因が森林の水循環に与える影響を理解することを目的とする。
- 具体的には、参加者を3-5人のグループに分け、グル―プ単位で森林の水循環と気象環境に関する研究テーマを設定し、それに関わる調査を行う。
- テーマの如何にかかわらず、基礎気象観測、流量観測、蒸散速度の計測等は全員が経験する。
- 福岡演習林で既に観測されているデータを使って解析を行う。
- 参照データは、林外・林内微気象、スギ・ヒノキ・広葉樹・タケの樹液流速度、スギ・ヒノキ人工林からの流出量(間伐前後)など。
- 調査や解析には教員をはじめ、スタッフが助言を行う。
- 最終日に研究発表会を行い、研究成果のプレゼンテーションを行う。
- 本実習は大学院生と学部生の合同形式で行うが、課題等は別に設定する予定。
- 参考図書:森林水文学(森北出版)、生物環境物理学の基礎第2版(森北出版)
6.計画(予定) †
- 9/1 広葉樹二次林、竹林、スギ・ヒノキ人口林の見学、森林の水循環についての講義。
- 9/2 各グループの研究テーマ決定。グループごとに調査。
- 9/3 グループごとに調査、データ解析、発表準備。
- 9/4 研究発表、議論。
7.集合時間・場所:2015年9月1日(火)11:00集合 (JR筑豊線 篠栗駅) †
8.解散時間・場所:2015年9月4日(金)16時頃 篠栗駅 †
9.装備 †
気象観測や水文観測のため、森林の中に入ります。最低限危険のない、汚れても構わない野外活動に適した服装を準備してください。
- 長袖の襟付シャツ(できればハチ対策として黒っぽい服は避ける)
- 長ズボン
- 丈の長い靴下(野外活動時の丈の短いスニーカーソックスは不可)
- トレッキングシューズか長靴(最低限スニーカー)
- タオル
- 帽子
- 軍手など作業用手袋
- 傘
- レインジャケット上下
※長靴は貸出可能。ただし、女性用の小さなサイズは数に限りがあります。
10.その他持ち物 †
- 保険証(コピー可)
- 学生教育研究災害傷害保険(学研災)に加入のこと。
- ノートパソコン持参歓迎します。
- 筆記用具,生活用品
- 福岡演習林ではドライヤー、洗濯機、衣類乾燥機が利用可能です。
- 洗剤,石鹸,シャンプー・リンスは常備されています。
11.宿泊費・食費:未定 †
12.連絡 †
申込み方法 †
- 受講の申込みはweb登録を済ませた後、下記アドレスにemailで行うこと。
- 保険加入手続きに必要ですので、氏名(ふりがな)、生年月日、性別、学籍番号を付記してください。
- こちらからの返信をもって受講の受付完了とします。
- 締切は8月8日(土)
- 担当:片山
- email: ayumiアットマークforest.kyushu-u.ac.jp (その他問い合わせもこちらまで)