2020年度 森林生態水文学特論&生態水文学実習 †
1.対象 †
- 生態水文学実習:地球森林科学コース4年生
- 森林生態水文学特論:環境農学専攻 修士1年生
- 公開森林実習:協定校の学生
16日は日帰りで福岡演習林にて調査を行い、それ以外は伊都キャンパスの講義室、あるいはオンラインで実施します。宿泊はありません。
2.期間:2020/9/15-9/18 †
3.担当教員 †
大槻恭一、笠原玉青、久米朋宣、片山歩美
4.場所:伊都キャンパス(あるいはオンライン)および福岡演習林 †
〒811-2415 福岡県糟屋郡篠栗町津波黒394
tel 092-948-3101, fax 092-948-3127
http://www.forest.kyushu-u.ac.jp/fukuoka/index.php
5.目標・内容 †
- 福岡演習林において森林生態系における水循環に関する模擬的調査研究プロジェクトをグル―プごとに実施し、環境と森林の水循環に関して、実践的に学習します。
- 参加者を3-5人のグループに分け、グル―プ単位で調査、プレゼンを行います。
- 今年度は、間伐が水資源に与える影響を調べてもらいます。
- 近年、地方自治体により「森林環境税」が徴収され、水源涵養機能などの森林の公益的機能を発揮させることを目的に、間伐などが実施されています。
- 本当に、その様な森林施業は森林の水源涵養機能を高めることができるのでしょうか?
- それを科学的に証明するためには、どの様な研究を行う必要があるのでしょうか?
- 本実習では、実際に強度間伐を行った森林でのフィールド調査をもとに、間伐を行うことで水資源がどの様に変化するのかを調べます。
- 最終日に研究発表会を行い、研究成果のプレゼンテーションを行います。
- 本実習は大学院生と学部生の合同形式で行います。
6.計画(予定) †
9/15 (伊都キャンパス:1409教室) †
- 9:00 ガイダンス等
- 10:00-12:00 講義
- 12:00-13:00 休憩
- 13:00-17:00 講義
- 17:00 解散
9/16 福岡演習林にて調査 †
- 9:00 篠栗駅集合
- 9:00-12:00 演習林にて準備および説明+フィールド調査(流量観測)
- 12:00ー13:00 昼食
- 13:00-17:00 フィールド調査(林内気象、下層植生)+高田試験地見学
- 17:00 解散
9/17 (伊都キャンパス) †
- 9:00-17:00 データ整理、グループ議論、発表準備
9/18(伊都キャンパス) †
- 9:00-12:00 発表準備
- 13:00-15:00 発表・総括
7.集合場所 †
- 9月15日の集合場所は後日、参加者に連絡します。
- 9月16日の集合時間・場所
- JR福北ゆたか線 篠栗駅改札出口 9:00集合
- 昼食は持参ください。
8.装備 †
調査のため、森林の中に入ります。最低限危険のない、汚れても構わない野外活動に適した服装を準備してください。
- 長袖の襟付シャツ(できればハチ対策として黒っぽい服は避ける)
- 長ズボン
- 丈の長い靴下(野外活動時の丈の短いスニーカーソックスは不可)
- トレッキングシューズか長靴(最低限スニーカー)
- タオル
- 帽子
- 軍手など作業用手袋
- 傘
- レインジャケット上下
※長靴は貸出可能。ただし、女性用の小さなサイズは数に限りがあります。
9.その他持ち物 †
- 保険証(コピー可)
- 学生教育研究災害傷害保険(学研災)に加入のこと。
- ノートパソコン持参歓迎します。
- 筆記用具,生活用品
10.連絡 †
- 大学院生は事前課題を出します。そのためのオンラインミーティングを8月初旬に行います。
問い合わせ先 †
- 担当:片山
- email: ayumiアットマークforest.kyushu-u.ac.jp (その他問い合わせもこちらまで)