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本実習場は,1922年に「早良演習林」として設置され,その後「福岡演習林早良実習場」と改称されました.福岡市西区今津湾の海岸砂丘上(通称 生の松原)に位置し,ほとんどはクロマツ,アカマツの海岸マツ林で覆われています.海岸砂防や海岸植生の実習の場,マツノザイセンチュウによるマツ枯れ,マツ林の天然更新などの研究フィールドとして活用されています.近年,隣接地が宅地化し,都市林としての性格も強くなってきたことから,都市林の造成手法や管理法,林野火災に対する抵抗林分造成に関する研究も行われるようになりました. なお,本実習場は,防風保安林,文化財保護法による元冠防塁特別史跡,玄海国定公園,同第一種特別地域に指定されています.
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