和名:コウヤマキ


高野山(和歌山県)にちなんで名付けられました。地方によってはマキ、ホンマキと呼ばれます。高さ25〜30m、幹の直径1mに達する常緑針葉樹。本州(福島県以南)、四国、九州に分布する日本固有種で本県木城町付近が南限。椎葉村では一ッ瀬川流域に多く見られます。葉は2枚の葉が癒合した線形状で、20〜40枚の葉が枝先に傘の骨状に着き、細長い円錐形の樹形となります。美しい樹形と葉をもつことから庭園や公園によく植えられます。樹皮はスギの樹皮に似ており、赤褐色で縦に長い裂け目ができ薄く剥がれます。花は雌雄同株で3〜4月ごろ咲き、翌年秋にまつかさ(球果)を着けます。木材は建築・器具材として利用されますが、とくに耐水性に優れていることから、かつては和船や風呂桶などに利用されました。また樹皮はマキハダと呼ばれ、船や桶などの隙間の充填材として使われました。


Last-modified: 2011-02-15 (火) 09:39:23 (2492d)
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