学生の研究テーマ

藤井新次郎(D3)南西諸島の亜熱帯林におけるランドスケープモデルの構築

シミュレーションモデルを用いて、沖縄諸島の亜熱帯林の動態の解析を行っています。

  • Resilience of stand structure and tree species diversity in subtropical forest.(JFRに投稿中)
  • Long-term ecological impacts of clear-logging on tree species diversity in the subtropical forest, southern Japan.(執筆中)

研究関連キーワード: individual-based model, SEIB-DGVM, sprout, typhoon disturbance, tree species diversity, sustainability,regime shift, wood density, SLA, Subtropical forest, Okinawa, etc.

楠本聞太郎(D2)ツル植物が森林生態系の構造と機能に果たす役割の評価

  • 沖縄島北部を中心に、ツル植物の生態に関する研究を行っています。
  • サブテーマ1.種特性の評価

個々の種について、よじ登り様式、葉の形態、成分等を調べています。

  • サブテーマ2.空間分布と環境要因の関係

大面積プロット(16 ha, 9 ha)で毎ツル調査を行い、ツル植物の分布と地形要因およびホストの構造との関係を調べています。

  • サブテーマ3.遷移段階の違いによるツル植物の群集構造の変化

ツル植物の群集構造が、時間軸上でどのように変化するかを調べています。現在、二次林と原生林で比較を行っています。

  • サブテーマ4.ツル植物が生態系の機能に与える影響

リターフォール(落葉・落枝)を指標として、ツル植物の機能を定量化しています。また、ツル植物が立木のリターフォール生産に与える影響の評価も行う予定です。

  • この他、福岡県の暖温帯林において、ツル植物の分布と地形、ギャップ形成、ホスト構造の関係について調べています。

宮島裕子(M2) アカマツの肥大成長パターンに森林構造が及ぼす影響の評価

  • 二次林の遷移過程を明らかにすることを目的としています. 遷移初期に定着するアカマツの肥大成長パターンが,定着時期や地形,周辺の林分構造によってどのような違いがあるのかを調べています.
  • 平成21年度は宮演に棲んで修行します.

前田由香(M2) 立地による樹木の窒素利用様式の比較解析

卒業生の研究テーマ

大迫武治(H.20年度修士課程修了)二次遷移初期におけるリュウキュウマツの混交が亜熱帯性常緑広葉樹林の構造と生産性に及ぼす影響

池崎翔子(H.20年度修士課程修了)ヒノキ不成績人工林における林分構造および物質生産の地形による変異

  • ヒノキの人工林において、ヒノキの発達様式や広葉樹の侵入過程、および生産量が地形によってどのように異なるのかについて調べました。
  • また、バイオマスや生産量を指標として、人工林内に侵入した広葉樹の機能を定量化しました。

吉村賢太郎(H.20年度学士過程卒業)アカマツ二次林におけるリターフォール量の空間変異に他種混交が及ぼす影響

井上貴文 (H.19年度修士課程修了)140年生スギ人工林における林分構造と物質生産に与える地形とスギの影響

村田育恵 (H.18年度博士課程)ニホンジカが森林動態に及ぼす影響

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