2012年度

1月11日(金) ---研究報告,文献紹介(予定)

13:30〜

  • 今村
    修論報告
  • 桑原
    文献紹介

12月21日(金) ---輪読

  • 荒木
    4.10
  • 今村
    4.11-4.12
  • 大津
    4.13.1-4.14.1
  • 桑原
    4.14.2-Summary

12月14日(金) ---輪読

13:30〜

  • 荒木
    4.10

12月7日(金) ---輪読

13:30〜

  • 桑原
    4.8.1-4.8.2
  • 高橋
    4.8.3-4.8.5

11月30日(金) ---研究報告

13:30〜


  • “北海道演習林の斜面方位に着目した植生、土壌間の関係”

11月19日(月) ---研究報告 

10:00〜

  • 片山歩美(D3;流域)
    “ボルネオ島熱帯雨林における炭素配分”

11月16日 (金) ---輪読

  • 大津
    4.7.1-4.7.3

11月9日 (金) ---輪読

10:00〜

  • 多良
    4.5.1-4.5.2
  • 荒木
    4.5.3-4.5.5

11月2日 (金) ---輪読

  • 高橋
    4.3-4.4
  • 今村
    4.6

10月26日 (金)---輪読

  • 桑原
    Chapter 4
    4.1 - 4.2.5
  • 大津
    Chapter 3
    3.5-

10月19日(金)

コース内行事のため休み

10月12日(金)

  • 大津
    3.1 - 3.4(輪読)

8月24日 (金)

今日から9月末まで休み

8月17日 (金)---研究報告

  • 大津
    研究報告

8月10日 (金)---輪読,研究報告(予定)

  • 桑原
    2.4.3 - 2.5(輪読)
    →レジュメは7月13日のレジュメに統合
  • 今村
    研究報告
  • 高橋
    研究計画

8月3日 (金)

樹木学のためお休み

7月27日 (金)---輪読

  • 今村
    2章要約

7月20日 (金)

樹木学のため来週に延期

7月13日 (金)---輪読

Chapter 2

  • 今村
    2.3.6 高温環境下での生活 - 2.3.7 刺激としての温度
  • 大津
    2.4.1 温度の時空間変動- 2.4.2 代表的な温度と生物の分布
  • 多良
    2.6 塩分 - 2.7 風,波,流れの物理的力
  • 高橋
    2.8 環境汚染
  • 今村
    2.9 温暖化とその影響

2012年7月6日 ---輪読

Chapter 2

  • 高橋
    2.1 序論 - 2.2 生態学的地位
  • 多良
    2.3.1 “過酷な環境”は生物によって違う - 2.3.2 温度と代謝,成長,発達,大きさについて
  • 桑原
    2.3.3 外温動物と内温動物
  • 大津
    2.3.4 低温下の生活 - 2.3.5 遺伝的な変動と耐寒性の進化

2012年6月29日

  • 演習林樹木学のため休みの予定(雨天の場合は行う)

2012年6月22日 ---輪読

  • 桑原,高橋
    Part1, Chapter1
    Organisms in their Environments: the Evolutionary Backdrop
    残りの部分

2012年6月12日---研究報告

  • 今村,大津,高橋

2012年6月8日 (金)---輪読

  • 桑原,高橋
    Part1, Chapter1
    Organisms in their Environments: the Evolutionary Backdrop
    1,2,5節

2012年6月1日 (金)---輪読


  • Introduction
     

2012年5月25日 (金)

演習林樹木学のためお休み

2012年5月18日 (金) ---文献紹介

  • 高橋

“Individual-tree radial growth in a subtropical broad-leaved forest: The role of local neighbourhood competition”

Goddert von Oheimb,Anne C. Lang,Helge Bruelheide,David I. Forrester,Ilka Wäsche,Mingjian Yu,Werner Härdtle

Forest Ecology and Management (2011) 261(3) 499–507

2012年5月11日 (金) ---文献紹介

  • 今村

“晩材仮道管S2層ミクロフィブリル傾角を材質指標としたスギ材におけるヤング率の早期評価”

石堂 恵,石栗 太,飯塚 和也,横田 信三,大野 英克,吉沢 信夫

木材学会誌 Vol.55, No.1, 10-17 (2009)

  • 大津

“Carbon and nitrogen dynamics during forest stand development: a global synthesis”

Yuanhe Yang,Yiqi Luo and Adrien C. Finzi

New Phytologist (2011) 190: 977-989

 

二次林における林分発達の過程での炭素動態は議論がされてきたが,いまだその特性ははっきりとしない.また,長期の炭素動態に窒素動態が関与していることが指摘されている.二次林における林分発達の過程での炭素/窒素動態に関する研究は多い.しかし個々の研究から多様な結果が報告されているため,時系列での炭素/窒素動態を包括的に理解することは難しい.そこで本研究は公表されている124の研究結果を集めて解析することによって,林分発達の過程での炭素/窒素の動態を調査している.

結果として,植生地上部,木質組織,葉,リター,林床においては林分発達の過程で炭素の蓄積が見られたが,無機土壌においては林齢と無機土壌との間に統計的な関係は見られなかった.また,炭素の蓄積速度は林齢が増すにつれて低くなり,高齢林分では平衡状態に達して炭素の蓄積速度はゼロに近かった.

林床の炭素量の変化速度と年平均気温,年平均降水量との間には正の相関が見られたが,無機土壌の炭素量の変化速度との関係は弱かった.

窒素の蓄積速度と炭素の蓄積速度が増えるにしたがって直線的に増加していた .

これらの結果から森林生態系において時系列での炭素量の大幅な増加は窒素量の増加とともに生じることが示された.炭素動態と窒素動態が並行しているということは森林生態系が林分発達の過程で窒素制限の進行を妨げる本質的な能力を有していることを示唆している.

無機土壌の炭素と窒素が林齢傾度で変化しないという結果は,私の卒論の無機土壌の炭素および窒素(%ではあるが)が林齢傾度であまり変化していないという結果を考える上で参考になるかもしれない.

また,今回林齢傾度での炭素動態に対する気候要素,攪乱様式の影響が検証されているが,サイト間での林分構成樹種の違いが炭素動態にどのような影響を与えるのかは今回考慮されておらず,その点興味深い.

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