世界の森林を守るための仕組みと技術開発

  

 毎年1千万ha以上の森林が焼畑によって焼失しています.これを保護するために,土地制度の改革や定着農業のための技術開発が模索されています.その一つの対策として,同じ土地で農業・林業・畜産業などを組み合わせ,地力を維持した複合的土地利用(アグロフォレストリー)が研究・実践されています.この技術は,先進国における有機農業(化学肥料や農薬を使用しない農業)と共通性を持ち,21世紀の環境問題に応える技術となると考えられます.

[トップページ] | [これからの森林生態圏科学のトップページ] | [前ページ] | [次ページ]

『森・水・人』−学術の森による森林生態圏科学の展開