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1950年代半ば頃から全国的に木材価格が急騰し,木材増産の動きが活発化したことから,成長の早いスギやカラマツなどの植林が推進されました.宮崎演習林においても1960年代に入ると天然林をスギやヒノキに転換する植林が進められました.しかし,九州の脊梁山地に位置するため,水源林としての役割や山地崩壊の防止などを考え,天然林を残しながら,その中に人工林を作る方式(細胞式森林造成)が採用されました.
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また,成長が早く,質の良い樹木を求め,九州各地の優良なスギ・ヒノキの品種(精英樹)を集め,比較試験が行われました.
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