sites/model

陣馬の大杉見本林

新建地区の第 13 林班内(33°39′N,130°32′E,標高 402m)に位置し,1869(明治2)年に植栽された藩政時代 最後の造林と伝えられている福岡演習林最古のスギ林であ る(大崎 ・ 長澤 1997)。1922(大正 11)年国有林 から移管を受けて以降育林管理として,つる切り ・ 除伐は1977 年と 1983 年に,除伐は 1991 年,1995 年,1998 年および 2002 年に,植栽木の間伐は 1977 ~ 1978 年に,風倒木伐採は 1991 年にそれぞれ実施された。1978 年に間伐が行われた時の記録によると 1977 ~ 1978 年の間伐では 30% の本数間伐が行われ,間伐木の樹齢は 108 ~ 110 年,平均材積は 1.05m3/ 本だった。また 1991 年の風倒木伐採時の平均材積は 1.76m3/ 本だった。1995 年 10 月に行われた毎木調査の結果は,平均胸高直径 59cm(最大 116cm),平均樹高30m,立木密度 201 本 /ha,蓄積は 620m3/ha だった(大崎 ・ 長澤 1997)。

トップ   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS