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里山においてタケ類はその筍や竹材が持続的に利用できる資源である。近年、竹林の利用が減少しており、放棄竹林の増加が懸念されている。筍の発生数は、オモテ年、ウラ年と言われるように、年によって大きな変動がある。しかしながら、実際に放棄竹林において筍の年々変動を長期間にわたり観測した報告例はなく、また、それが種によってどの様に変化するのかは分かっていない。そこで、福岡演習林のタケ類が生育している山域で、長期間(少なくとも10年以上)にわたり、タケノコの発生数と枯死数を記録し、竹林の動態を明らかにすることを目的とする。

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