news2014 の履歴(No.16)

ささやま通信

ささやま通信とはささやま通信は福岡演習林の職員が，日々演習林での仕事の様子や感想などを公開する場です。ささやま通信の「ささやま」とは福岡演習林が所在する２つの町の町名に由来しています（久山町と篠栗町に演習林があります）。秋にはおいしい栗も採れます。

ささやま通信2014年月毎のページ
1月： 2月： 3月： 4月： 5月： 6月：
7月： 8月： 9月： 10月：

今年度の樹木スケッチ大賞は和田画伯，次点は古賀画伯でした．

2014/10/20 yu

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秋の味覚！？†

唐突ですが、今日は料理のお話です。
下準備の様子ですが、さて、いったい何の料理でしょうか？

男の料理！にしてはピンセット？は変ですね

材料はいたってシンプル。最近ニュースでも耳にする「恐怖」の子が今回の食材です。
この食材、職務に励むＮ技術補佐員の悲劇から生まれた一品ですが、なんだか危険な香り「ブ～ン・ブ～ン」あまり見たくない感じがします。

顔を覗かせているのは・・・・
出ました！「オオスズメバチ」です！！！

成長過程がわかります

幸いにも（そうでもないかな）Ｎ補佐員を刺したのは１匹、後頭部を一撃されて大変な思いをされましたが、痛みも落ち着いたとのことです。
命を落とすこともある蜂の恐怖はまだ未経験ですが、今回の子の料理は私にとってはかなりの恐怖体験でした。

Ｎ補佐員の犠牲により発見した巣は駆除済ですが、今回のように木の株や土の中に作られるオオスズメバチの巣は分かり難く、大変危険です。
１０月中はまだまだ攻撃性の高いスズメバチですので、秋の行楽シーズンどうぞお気を付けください。

【福演３分クッキング♪】

　　　　　　①軽く茹でる　　　　　　　　　　　　　　　　　　→　　　　　　　　　②バターで炒めて塩コショウふりふり

③味付けはみりんと醤油　　　　　　　　　　→　　　　　　　　　④仕上げにブラックペーパー

オオスズメバチの子料理完成！　料理協力：手際の良いA臨時用務員

2014/10/07 hk

news2014

職場体験2014†

今年も篠栗中学校2年生が職場体験に来られました。
9月3～4日の2日間の日程で3名の男子生徒に技術職員の業務を体験してもらいました。

初日来演時の様子、緊張気味、背筋もピシッ

といいたいところですが、とにかく雨、雨、雨。
1日目はなんとか外へ出られましたが、2日目は内容変更を余儀なくされ、調査室のYさんにご協力いただき、実験室で水質モニタリング解析の現場を体験させてもらいました。
実は私も初めて見る現場で、中学生と一緒に興味津々！です。

新建川で水を採取　

採取した水を解析するための作業中

分かり易く解析方法を説明してもらいながら、生徒たちは頑張っていました。
自分たちで採取した川の水の濁度やpHを分析する作業は楽しそうでした。
不安定なお天気の中、2日間の作業体験、お疲れ様でした。

【おまけのコーナー】

くつろぎ中のランチタイムにお邪魔してお母さんの愛情弁当を覗かせてもらいました.

どれもおいしそう！！でも・・・今どきの中2男子は小食でしょうか！？私（アラフォー）の弁当より小さいです.

食後の3人、満足気～午後の作業、いってらしゃい

2014/09/08 hk

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白い小花†

かすや資料館前に植栽されているユキヤナギ、遠目に見て白い花が咲いているように見えます！

春に開花するはずのユキヤナギ（別名：コゴメバナ）が開花！？

3月～4月ごろが開花時期のはず・・・と不思議に思いながら近づくと・・・？花の正体は蔓性のヘクソカズラ（口に出しにくい名前です）、ユキヤナギに巻き付いているだけでした

よく見ると大きく違う2種類の葉があります　
このヘクソカズラ、蕾も花も実もかわいいのに、手に取ると屁糞葛の字から想像する通り、確かに何とも耐え難い臭気！！納得です。
花言葉の「人嫌い・意外性のある」がピッタリです。

ヘクソカズラの実

栗の実も発見

とはいえ、触らなければわかりませんし、乾燥すると臭わなくなるそうで、蔓性を生かしてかわいい実を使ってリースなどの装飾に使えそうです。
巻き付かれたユキヤナギは同じ白い小花でも豪華で魅力的、花言葉は「愛嬌」、もしかしたら愛らしさにヤキモチ焼いて巻き付いたのでは？

2014/09/03 hk

news2014

夏の実習「フィールド科学研究入門」†

先週、大学1.2年次を対象とした実習「フィールド科学研究入門」が行われました。
安定しない天気に悩まされましたが、4泊5日の日程で14名が3班に分かれ、雨に打たれながら、また足場の悪い地面に悪戦苦闘しながらも、調査や実験に真剣に取り組まれていました。
悪天候によりライトセンサスなど全プログラムを実行出来ませんでしたが、多くの知識と経験を取得した5日間になったのではないでしょうか。
実習の様子はこちらから見ることができます。

5日間お疲れ様でした

2014/08/25hk

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残暑御見舞い申し上げます†

お盆期間に入りましたね。朝晩は涼しいというよりも、肌寒いくらいの8月になっています。
今日は外でカブトムシの土替えを行いましたが、日陰は涼しくて快適なほどで、なんだかおかしな夏です。
そんな今年の気候の影響もあるのか、羽化しきれなかった蛹がたくさん出てきてしまいました。とても残念です。

あと少しで右側のオスのように立派な成虫になれたことでしょう・・・

一方、日向ではグリーンカーテン手入れ中のスタッフの手が血だらけになっています！！
ではなくて、完熟ゴーヤの種でした。
未熟果のゴーヤを食することが多いと思いますが、熟果も食べられると聞いて早速試食。「甘い！苦くない！」
熟すと種の周りが赤いゼリーのようになり、ドロッとして甘くなることを知りました。

鮮やかな赤です

2014/08/13hk

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「森林のサイエンス」お疲れ様でした†

今年の高校生を対象としたプログラム「森林のサイエンス」には虫に詳しい高校生が来てくれました。

　
玄関ホールに長期滞在中のキリギリスの食料を疑問に思っていた私に「クモの巣にかかる虫なども食べます。雑食です。」とさらりと回答してくれました。ありがとう！
（望まなくとも）色々な虫に出会える演習林です。
今回はあいにくの雨で、紹介しきれなかった魅力も沢山あります！
近い将来、ここでの学生生活、いかがでしょうか。

虫は好きだけど、剥製のキツネの襟巻は微妙のようです・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

1週間以上天井方面に滞在中のキリギリス・いい声で鳴いています

2014/08/05hk

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公開講座「里山体験講座」行いました†

7月の29～30日の2日間で、県内の小・中・高校の先生方を対象に里山体験講座を行いました。
汗が吹き出すほどの暑い中でしたが、バテた様子もなく、講義・実習など熱心に取り組まれている姿に「さすが先生方！」と尊敬です。

記入頂いたアンケートも真剣に取り組まれたことがわかる内容で、今回の体験を今後の教育にどう生かすかなど、具体的な事も書かれていました。思わず「すばらしい～」と言ってしまいました。

暑い中、お疲れ様でした。チャンスがありましたら、またお越しください。

1日目：森林土壌と水　実験中

1日目：かすや樹木園説明中

2日目：二次林調査中

2014/08/04hk

news2014

夏が来た！†

先週の残念なカブトムシのお話から一転、今日はHappyな続編です。
　期待していた通り、パワフルなカブトムシの成虫が誕生しました。　
パワー全開で、掴んだ手から逃れていきます。
　全員誕生すると３０匹以上の大所帯となります。どうなることやら・・・

昨年タマゴから孵化し、今年4月はこんなだった幼虫が

　　　　　　　　　　　　　　立派に成長　　↓

元気(すぎ)に暴れ回ったあと、休憩中のオス　2匹

大型の台風8号が九州に接近中です。演習林でも災害や植物・生物など心配なところですが、皆様もどうぞお気をつけください。
2014/07/08nk

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演習林の住人それぞれ†

発展途上のかすや樹木園にはいくつもの区がありますが、進化花木区所属のムクゲが次々と開花しています。
1週間前の蕾も咲いたり閉じたりを繰り返している様子。
花期が長めの種です。

先週の蕾

雨に打たれながらも本日開花中（ﾄｲﾚが邪魔だ･･･）

こちらは玄関階段下の側溝住人のトノサマガエルです。大小３～４匹いると思われます。
毎朝スタッフを迎えて？くれる今一番知名度の高い住人と思われます。

トノサマガエル　体長10cm以上　性別不明ですが、大きくて堂々としているので、勝手にお父さんと呼んでいます

ヤマアカガエル　体長1cmほど　探していたわけではないのに林道で発見したのが奇跡的なサイズです
同じカエルでもこちらは８林班の山の中で出会ったヤマアカガエルです。
どこにいるかわかりますか？
このカエル、実はスズメバチと遭遇してしまってパニック中の私が逃走中に発見した、極小サイズ！たとえカエルでも小さき者には癒しの効果あり！
この時現れてくれて感謝です。おかげで落ち着きを取り戻しました。
（カエルも本当は怖いのに・・・です）

演習林生まれのカブトムシ♀　もう動きません
続いて、生き物係に所属その①、カブトムシ。こちらは残念なお知らせです。
成虫として姿を見せた第一号のメス、残念ながら息がありませんでした。今年もビッグサイズの幼虫が数多くいましたので、今後に期待します。

わかりにくくてすみません、現在体長4mmほどです
最後に、生き物係に所属その②、メダカのめでたい話で締めたいと思います。
外置きの蓮鉢にタマゴを採取すれど、なかなか孵化しないメダカ、かわりにタニシが生まれるバカリ・・・
タマゴが似ているこの２種、見分けがつかず、メダカの誕生を諦めていたところに待望の赤ちゃんを発見しました。しかも３匹も。
どうやら、ウヨウヨのボウフラに紛れて密かにに成長していたようです。

2014/07/04 nk

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news2014 の履歴(No.16)

過去のささやま通信†

ささやま通信2014まとめ†

森林調査実習I†

秋の味覚！？†

職場体験2014†

白い小花†

夏の実習「フィールド科学研究入門」†

残暑御見舞い申し上げます†

「森林のサイエンス」お疲れ様でした†

公開講座「里山体験講座」行いました†

夏が来た！†

演習林の住人それぞれ†