news2014
フィールド樹木学†
10林班 里山伐採現場見学
左:山で見つけたハートマーク。しっかり矢で射ぬかれたようなあとも!バレンタイン向きですね〜
右:マンネンダケも発見しました〜
photo by nk
- 通年講義の樹木学で、3日に行った今年度第9回目の様子です。
- 現在、10林班内で里山(注)を伐採しています。今回はその伐採現場を見学しました。
- 長年人手が入らずに荒れた里山を、森林の再生力でこれから20〜30年かけてどんな森になるのかを調べる大掛かりな試みです。
(注)人里の近くにあって、付近の住民が生活のために利用(燃料や材料収集等)してきた森林のことです。
- 伐採した木を改めて調べると、アカシデ、モッコク、カラスザンショウの大木など、この近辺では比較的珍しい樹種があることがわかりました。
木々がなくなり、今は寂しい景色ですが、春になると切り株や土に埋もれた種から一斉に芽吹きだし、成長を始めます。そして時間をかけて森へと戻っていきます。成長を見守る楽しみが増えました。
- 大学演習林ならではの息の長い取り組みが始まりました。
20年後の森を想像してみてください。
2014/02/05 do