2024年5月24日 / 最終更新日時 : 2024年5月24日 wpeditor あしょろ自然誌 47 サラシナショウマ 夏から秋にかけて林道沿いの明るい場所で、他の草より飛び出た白いブラシのような花が目に付きます。よく見ると多数の雄しべをつけた小さな花が集まっています。草丈は1~1.5mほどになり、葉は長い柄を持ち2~3回3出複葉です。若 […]
2023年7月21日 / 最終更新日時 : 2024年12月19日 wpeditor あしょろ自然誌 46 イワブクロ オオバコ科イワブクロ属の高さ10~20cmの多年草です。北海道~東北の高山に分布し、6月中旬~8月に花を咲かせます。葉は4~7cmの先が尖った長楕円形で、対生しています。れき地や岩場に見られ、茎の上部にまとまって咲く筒 […]
2023年7月21日 / 最終更新日時 : 2024年5月24日 wpeditor あしょろ自然誌 45 エゾエンゴサク 春の雪解けとともに様々な草花が地上に姿を現します。うすい青や紫色の花を咲かせるエゾエンゴサクもその一つです。エゾエンゴサクはケシ科の多年草で低地や山地の湿った落葉樹の林や草地に見られます。背丈は10~25センチ程,葉は […]
2023年7月21日 / 最終更新日時 : 2024年6月3日 wpeditor あしょろ自然誌 44 ヤドリギ(寄生木) 冬のドライブ中やスキーのリフトから落葉した木を見ていると写真のような緑の丸い塊りを目にすることがあります.これは寄生植物のヤドリギです.他の木の幹や枝に吸器と呼ばれる器官を侵入させて水や養分を吸収しながら,自身も葉緑体 […]
2023年7月21日 / 最終更新日時 : 2024年2月7日 wpeditor あしょろ自然誌 43 エゾユキウサギ 冬毛のおとなウサギ(上)と夏毛のこどもウサギ(下) エゾユキウサギはウサギ目ウサギ科のウサギ属ユキウサギの亜種で,北海道の平野部から山間部まで広く生育するユキウサギの仲間です。ウサギの特徴である大きな耳を持ちますが, […]
2023年7月21日 / 最終更新日時 : 2024年2月7日 wpeditor あしょろ自然誌 42 樹木の落葉 樹木の落葉 足寄の森には、冬に葉を落とす落葉広葉樹が自生し、また落葉針葉樹であるカラマツが多く植えられています。木々が落葉し山々から色がなくなる冬の光景は、どこか寂しく感じられるかもしれません。樹木の葉は光合成を行い、太 […]
2023年7月21日 / 最終更新日時 : 2024年2月7日 wpeditor あしょろ自然誌 41 エゾライチョウ エゾライチョウ この夏、森の中でエゾライチョウの親子を見かけることがありました。エゾライチョウはキジ目キジ科の鳥で、日本では北海道にのみ生息します。足寄町では町の鳥にも指定されています。全長は36cmほど、ずんぐりとした […]
2023年7月21日 / 最終更新日時 : 2024年2月7日 wpeditor あしょろ自然誌 40 体の大きさの違い エゾシカ(左)とキュウシュウジカ(右) 【演習林事務所にて展示中】 「気温の変化に関わらず,ほぼ一定の体温を保つ能力のある恒温動物には,暖かい地域より寒い地域で体が大きくなる」という「ベルクマンの法則」が知られています […]
2023年7月21日 / 最終更新日時 : 2024年2月7日 wpeditor あしょろ自然誌 39 エゾノタチツボスミレ エゾノタチツボスミレ 草丈が20~40cmになる大型のスミレで,岡山県以北に分布し,北海道ではほぼ全域に見られます.山地の明るい場所を好み,上部では5㎝程になるハート形の葉をつけ,茎が枝分かれする姿は存在感があります. […]
2023年7月21日 / 最終更新日時 : 2024年2月7日 wpeditor あしょろ自然誌 37 オオワシ オオワシ 冬に足寄町の空を見上げると,時折,白と黒の羽をもつ大きな影が目に入ります.オオワシは,冬鳥として北日本に渡来し,主に沿岸部で越冬する日本最大級のワシです.翼を広げた幅は2mにもなり,黄色く大きなくちばしと白い […]