2025年6月12日 / 最終更新日時 : 2025年6月12日 投稿用アカウント あしょろ自然誌 57 キタスナヤツメ 一見するとウナギやドジョウに似ていますが、胸びれや腹びれがなく、鰓孔が7対あり、顎のない丸い吸盤のような口をしているなど、一般的な魚とは異なる形態をしています。近縁であるカワヤツメは川と海を往き来しますが、キタスナヤツ […]
2025年3月25日 / 最終更新日時 : 2025年3月25日 投稿用アカウント あしょろ自然誌 56 ハルニレ ニレ科ニレ属の落葉広葉樹で、春に花を咲かせることからハルニレ(春楡)の名が付けられました。成長すると樹高は30mに達し、開けた場所では枝を大きく広げた扇形の樹形を作ります。十勝の豊頃町ではこのような美しい樹形の大木が、有 […]
2025年1月9日 / 最終更新日時 : 2025年1月9日 投稿用アカウント あしょろ自然誌 55 ササ 足寄の山を覆うササは,ほとんどがミヤコザサという種類です。このミヤコザサの地上部は枝分かれをしていません。足寄には他にスズタケ,クマイザサなどのササも生えていますが,これらは地上部で多く枝分かれをします(ちなみに春先タ […]
2024年12月19日 / 最終更新日時 : 2024年12月19日 wpeditor あしょろ自然誌 54 コウヤノマンネングサ(高野之万年草) 地上5〜10cmほどの高さで、まるで小さなヤシの木のようなコウヤノマンネングサ。コケ植物ですが名前にコケとつきません。茎は地中を這う地下茎と直立する地上茎に別れ、上部は湾曲し樹状に枝を出します。地上茎の下部には鱗状の葉 […]
2024年12月19日 / 最終更新日時 : 2024年12月19日 投稿用アカウント あしょろ自然誌 53 イヌタデ 秋の初め頃、畑一面が紅色に染まった風景を見かけることがあります。この紅色はイヌタデ(犬蓼)の花だと思われます。イヌタデはタデ科の一年草で日本全土に分布し、道端や空地でも普通に見られ、雑草の一つとして認知されていることが多 […]
2024年12月6日 / 最終更新日時 : 2024年12月6日 投稿用アカウント あしょろ自然誌 52 たんぽぽ 道ばたや野山でよく見かける黄色い花のタンポポ。花が終わると白い綿毛をまとい風で種を飛ばす様子はのどかです。この「タンポポ」という名前はキク科タンポポ属の総称で、普段目にするものは明治時代に外国から持ち込まれた外来種の「 […]
2024年7月2日 / 最終更新日時 : 2024年12月19日 wpeditor あしょろ自然誌 51 エゾヤマザクラ(オオヤマザクラ) サクラの開花はいつになるか、多くの天気予報サイトが開花予想を行っています。実際の開花日は気象庁が発表しており、これは1953年から続く生物季節観測の一環で、季節の進み方を過去と比べる指標となります。昨年の帯広では観測史 […]
2024年6月3日 / 最終更新日時 : 2024年6月3日 wpeditor あしょろ自然誌 50 オツネントンボ トンボは越冬するとき、多くの種が卵や幼虫(ヤゴ)の状態で越冬します。しかし、オツネントンボはなんと、成虫で越冬します。そのため、「越年」から「オツネン」トンボとなったとも言われています。成虫で越冬するトンボは日本に3種分 […]
2024年5月24日 / 最終更新日時 : 2024年5月24日 wpeditor あしょろ自然誌 49 ゴジュウカラ 冬は葉を落とした木々に小鳥の群れが飛び交っている様子を目にする機会があります。シジュウカラやシマエナガ等に交じって、木の幹に止まり上下に駆けまわる鳥がいればそれはゴジュウカラだと思われます。ゴジュウカラはスズメ目ゴジュ […]
2024年5月24日 / 最終更新日時 : 2024年5月24日 wpeditor あしょろ自然誌 48 ラワンブキ みなさんご存じの煮物にしても肉詰めにしても柔らかく美味しいラワンブキ。分類上はアキタブキ(キク科)に属しますが、螺湾川沿いのものが特に大きく生育することから(高さ2-3m、茎の直径10cm)ラワンブキと呼ばれ、2001 […]