2020年4月24日 / 最終更新日時 : 2021年1月25日 wpeditor あしょろ自然誌 26 ギョウジャニンニク 日本では近畿以北から北海道に自生するヒガンバナ科ネギ属の多年草で、北海道では昔からアイヌネギあるいはキトピロなどと呼び親しまれており、おひたしや酢味噌和えなど郷土色豊かな山菜として広く知られています。ギョウジャニンニクの […]
2020年4月24日 / 最終更新日時 : 2021年1月25日 wpeditor あしょろ自然誌 25 セッケイカワゲラ 全てが凍り付く寒い冬.しかし,生き物の気配の乏しい雪の上をよく観察すると,1cm程度の小さな虫を見かけることがあります.これはセッケイカワゲラと呼ばれる昆虫です.昆虫は変温動物なので寒いと体を動かせなくなりますが,セッケ […]
2020年4月24日 / 最終更新日時 : 2021年1月25日 wpeditor あしょろ自然誌 24 ハクチョウ 深夜から早朝に上空を飛び過ぎるけたたましい声や,V字に並んだ群れに秋の到来を感じます.カモ科ハクチョウ属の鳥をまとめてハクチョウと呼びますが,足寄で見るのは主にオオハクチョウとコハクチョウです.ユーラシア大陸で夏を過ごし […]
2020年4月24日 / 最終更新日時 : 2021年1月25日 wpeditor あしょろ自然誌 23 オオセンチコガネ コガネムシ上科センチコガネ科の甲虫で,日本全土に分布します.体長十六~二十二㎜.体は丸く,体色は金赤,金緑など金属光沢があり,バリエーション豊富です.コレクションとして標本にしている採集家も少なくありません.腹部には発音 […]
2020年4月24日 / 最終更新日時 : 2021年1月25日 wpeditor あしょろ自然誌 22 野ねずみ被害 足寄町の人工林はカラマツが主体ですが、昭和四十年代頃から野ねずみによるカラマツの被害が多数確認されています。野ねずみは食べ物がなくなる冬から早春にかけてカラマツ等の樹木の根元や幹の樹皮を食べます。軽度の食害では枯れること […]
2020年4月24日 / 最終更新日時 : 2021年1月25日 wpeditor あしょろ自然誌 21 植物のフェノロジー 5月に入り,気温の高い日が増えてきました.北海道のように長く寒い冬がある地域では,春になって生き物が動き始め,日に日に木々の緑が鮮やかになる様子が印象深いです.このように季節に応じて動植物の状態が周期的に変化することをフ […]
2020年4月24日 / 最終更新日時 : 2021年1月25日 wpeditor あしょろ自然誌 20 エナガ 冬場の森ではカラ類やコゲラなど違う種類の鳥による群れ(混群)によく出会います。混群を作ることでそれぞれの種類では探せない採餌場所や捕食者を発見しやすくなると考えられています。足寄(または十勝)で見かける混群の中でしばしば […]
2020年4月24日 / 最終更新日時 : 2021年1月25日 wpeditor あしょろ自然誌 19 利別川 利別川は陸別町の東三国山北麓が源流となっており、足寄町・本別町・池田町を流れる十勝川水系十勝川支流の一級河川で全長約149kmあります。足寄町旭町で足寄川と合流し、さらに豊頃町で本流の十勝川へ合流し太平洋へ流れています。 […]
2020年4月24日 / 最終更新日時 : 2021年1月25日 wpeditor あしょろ自然誌 18 雪虫(トドノネオオワタムシ) 晩秋から初冬、雪のように舞う白い綿きれのような虫を見ることがあります。これが「雪虫」です。その正体はアブラムシ。 アブラムシは季節に応じて、翅(はね)を持たずに繁殖に専念するもの(無翅虫)、翅を持ち植物から植物へ移動する […]
2020年4月24日 / 最終更新日時 : 2021年1月25日 wpeditor あしょろ自然誌 17 イワオモダカ 樹木の樹皮や岩に張り付いて生活する植物を着生植物といい,コケ植物やシダ植物,ランの仲間などに多く見られます.暖かい地域に分布する種が多いのですが,北海道にも十数種ほど着生植物が分布しています.たとえば足寄町のミズナラ林に […]