- 広報あしょろに掲載された足寄の自然に関する話題を紹介しています.
- 広報あしょろは足寄町ホームページで公開されています。
- 57 キタスナヤツメ一見するとウナギやドジョウに似ていますが、胸びれや腹びれがなく、鰓孔が7対あり、顎のない丸い吸盤のような口をしているなど、一般的な魚とは異なる形態をしています… 続きを読む: 57 キタスナヤツメ
- 56 ハルニレニレ科ニレ属の落葉広葉樹で、春に花を咲かせることからハルニレ(春楡)の名が付けられました。成長すると樹高は30mに達し、開けた場所では枝を大きく広げた扇形の樹形… 続きを読む: 56 ハルニレ
- 55 ササ足寄の山を覆うササは,ほとんどがミヤコザサという種類です。このミヤコザサの地上部は枝分かれをしていません。足寄には他にスズタケ,クマイザサなどのササも生えてい… 続きを読む: 55 ササ
- 54 コウヤノマンネングサ(高野之万年草)地上5〜10cmほどの高さで、まるで小さなヤシの木のようなコウヤノマンネングサ。コケ植物ですが名前にコケとつきません。茎は地中を這う地下茎と直立する地上茎に別… 続きを読む: 54 コウヤノマンネングサ(高野之万年草)
- 53 イヌタデ秋の初め頃、畑一面が紅色に染まった風景を見かけることがあります。この紅色はイヌタデ(犬蓼)の花だと思われます。イヌタデはタデ科の一年草で日本全土に分布し、道端や… 続きを読む: 53 イヌタデ
- 52 たんぽぽ道ばたや野山でよく見かける黄色い花のタンポポ。花が終わると白い綿毛をまとい風で種を飛ばす様子はのどかです。この「タンポポ」という名前はキク科タンポポ属の総称で… 続きを読む: 52 たんぽぽ
- 51 エゾヤマザクラ(オオヤマザクラ)サクラの開花はいつになるか、多くの天気予報サイトが開花予想を行っています。実際の開花日は気象庁が発表しており、これは1953年から続く生物季節観測の一環で、季… 続きを読む: 51 エゾヤマザクラ(オオヤマザクラ)
- 50 オツネントンボトンボは越冬するとき、多くの種が卵や幼虫(ヤゴ)の状態で越冬します。しかし、オツネントンボはなんと、成虫で越冬します。そのため、「越年」から「オツネン」トンボと… 続きを読む: 50 オツネントンボ
- 49 ゴジュウカラ冬は葉を落とした木々に小鳥の群れが飛び交っている様子を目にする機会があります。シジュウカラやシマエナガ等に交じって、木の幹に止まり上下に駆けまわる鳥がいればそ… 続きを読む: 49 ゴジュウカラ
- 48 ラワンブキみなさんご存じの煮物にしても肉詰めにしても柔らかく美味しいラワンブキ。分類上はアキタブキ(キク科)に属しますが、螺湾川沿いのものが特に大きく生育することから(… 続きを読む: 48 ラワンブキ
- 47 サラシナショウマ夏から秋にかけて林道沿いの明るい場所で、他の草より飛び出た白いブラシのような花が目に付きます。よく見ると多数の雄しべをつけた小さな花が集まっています。草丈は1~… 続きを読む: 47 サラシナショウマ
- 46 イワブクロオオバコ科イワブクロ属の高さ10~20cmの多年草です。北海道~東北の高山に分布し、6月中旬~8月に花を咲かせます。葉は4~7cmの先が尖った長楕円形で、対生… 続きを読む: 46 イワブクロ
- 45 エゾエンゴサク春の雪解けとともに様々な草花が地上に姿を現します。うすい青や紫色の花を咲かせるエゾエンゴサクもその一つです。エゾエンゴサクはケシ科の多年草で低地や山地の湿った… 続きを読む: 45 エゾエンゴサク
- 44 ヤドリギ(寄生木)冬のドライブ中やスキーのリフトから落葉した木を見ていると写真のような緑の丸い塊りを目にすることがあります.これは寄生植物のヤドリギです.他の木の幹や枝に吸器と… 続きを読む: 44 ヤドリギ(寄生木)
- 43 エゾユキウサギ冬毛のおとなウサギ(上)と夏毛のこどもウサギ(下) エゾユキウサギはウサギ目ウサギ科のウサギ属ユキウサギの亜種で,北海道の平野部から山間部まで広く生育するユ… 続きを読む: 43 エゾユキウサギ
- 42 樹木の落葉樹木の落葉 足寄の森には、冬に葉を落とす落葉広葉樹が自生し、また落葉針葉樹であるカラマツが多く植えられています。木々が落葉し山々から色がなくなる冬の光景は、どこ… 続きを読む: 42 樹木の落葉
- 41 エゾライチョウエゾライチョウ この夏、森の中でエゾライチョウの親子を見かけることがありました。エゾライチョウはキジ目キジ科の鳥で、日本では北海道にのみ生息します。足寄町では町… 続きを読む: 41 エゾライチョウ
- 40 体の大きさの違いエゾシカ(左)とキュウシュウジカ(右) 【演習林事務所にて展示中】 「気温の変化に関わらず,ほぼ一定の体温を保つ能力のある恒温動物には,暖かい地域より寒い地域… 続きを読む: 40 体の大きさの違い
- 39 エゾノタチツボスミレエゾノタチツボスミレ 草丈が20~40cmになる大型のスミレで,岡山県以北に分布し,北海道ではほぼ全域に見られます.山地の明るい場所を好み,上部では5㎝程にな… 続きを読む: 39 エゾノタチツボスミレ
- 37 オオワシオオワシ 冬に足寄町の空を見上げると,時折,白と黒の羽をもつ大きな影が目に入ります.オオワシは,冬鳥として北日本に渡来し,主に沿岸部で越冬する日本最大級のワシ… 続きを読む: 37 オオワシ
- 36 ドングリの冬越しドングリ 11月に入ると木々たちの紅葉や実りもひと段落し,いよいよ冬の到来を待つばかりです。九州大学の森ではミズナラの森を人工的に作る試験を毎年行っています。… 続きを読む: 36 ドングリの冬越し
- 35 ギンゴケギンゴケ 歩道上や縁石沿いなどでたくましく生きるコケ植物,ハリガネゴケ科のギンゴケを紹介します.全国でよく見られる普通種で,ビルの屋上や富士山の頂上にも生育し… 続きを読む: 35 ギンゴケ
- 34 アヤメアヤメ 日本では九州から北海道に自生するアヤメ科アヤメ属の多年草で、山地のやや乾いた草原に生えます。足寄では6月上旬から7月中旬頃まで市街地はもとより山林でも… 続きを読む: 34 アヤメ
- 33 フキノトウフキノトウ 春の山菜といえば?タラの芽やギョウジャニンニクなどと並んで,フキノトウを思い浮かべる方も多いと思います.フキノトウとフキは別の植物ではなく,フキの… 続きを読む: 33 フキノトウ
- 32 フッキソウフッキソウ 春先に足寄町内の森を散策していると,雪解けとともに林床から高さ2,30cmほどの常緑の植物が現れているのを多数目にします.一見草のように見えますが… 続きを読む: 32 フッキソウ
- 31 エゾサンショウウオエゾサンショウウオ サンショウウオ科サンショウウオ属。日本固有種で北海道(島は除く)に分布します。水場が近い平地から山地の森林に生息し、体長十一~二十㎝で体色… 続きを読む: 31 エゾサンショウウオ
- 30 足寄川足寄川の上流部 足寄川は、イユダニヌプリ山、フップシ岳、雌阿寒岳などの山々が源流となっており、茂足寄川、螺湾川、稲牛川等の支川を合流しながら流れる十勝川水系十… 続きを読む: 30 足寄川
- 29 センダイムシクイセンダイムシクイ 「焼酎一杯ぐいー」このフレーズを聞いたことはありませんか?野鳥のさえずりを人の言葉や意味のあるフレーズに言い換える“聞きなし”というものがあ… 続きを読む: 29 センダイムシクイ
- 28 エゾイラクサエゾイラクサ イラクサ科イラクサ属の植物で湿気がある山地に群生し,2m超に成長します.近い仲間を総称してイラクサとしばしば呼ばれます.この仲間は林内散策の時に… 続きを読む: 28 エゾイラクサ
- 27 エゾノリュウキンカエゾノリュウキンカ キンポウゲ科の多年草。本州北部から北海道に分布します。低地から高山の渓流沿い、湿った草原や湿地などに群生します。足寄でも、川沿いのいたる所… 続きを読む: 27 エゾノリュウキンカ
- 26 ギョウジャニンニク日本では近畿以北から北海道に自生するヒガンバナ科ネギ属の多年草で、北海道では昔からアイヌネギあるいはキトピロなどと呼び親しまれており、おひたしや酢味噌和えなど郷… 続きを読む: 26 ギョウジャニンニク
- 25 セッケイカワゲラ全てが凍り付く寒い冬.しかし,生き物の気配の乏しい雪の上をよく観察すると,1cm程度の小さな虫を見かけることがあります.これはセッケイカワゲラと呼ばれる昆虫です… 続きを読む: 25 セッケイカワゲラ
- 24 ハクチョウ深夜から早朝に上空を飛び過ぎるけたたましい声や,V字に並んだ群れに秋の到来を感じます.カモ科ハクチョウ属の鳥をまとめてハクチョウと呼びますが,足寄で見るのは主に… 続きを読む: 24 ハクチョウ
- 23 オオセンチコガネコガネムシ上科センチコガネ科の甲虫で,日本全土に分布します.体長十六~二十二㎜.体は丸く,体色は金赤,金緑など金属光沢があり,バリエーション豊富です.コレクショ… 続きを読む: 23 オオセンチコガネ
- 22 野ねずみ被害足寄町の人工林はカラマツが主体ですが、昭和四十年代頃から野ねずみによるカラマツの被害が多数確認されています。野ねずみは食べ物がなくなる冬から早春にかけてカラマツ… 続きを読む: 22 野ねずみ被害
- 21 植物のフェノロジー5月に入り,気温の高い日が増えてきました.北海道のように長く寒い冬がある地域では,春になって生き物が動き始め,日に日に木々の緑が鮮やかになる様子が印象深いです.… 続きを読む: 21 植物のフェノロジー
- 20 エナガ冬場の森ではカラ類やコゲラなど違う種類の鳥による群れ(混群)によく出会います。混群を作ることでそれぞれの種類では探せない採餌場所や捕食者を発見しやすくなると考え… 続きを読む: 20 エナガ
- 19 利別川利別川は陸別町の東三国山北麓が源流となっており、足寄町・本別町・池田町を流れる十勝川水系十勝川支流の一級河川で全長約149kmあります。足寄町旭町で足寄川と合流… 続きを読む: 19 利別川
- 18 雪虫(トドノネオオワタムシ)晩秋から初冬、雪のように舞う白い綿きれのような虫を見ることがあります。これが「雪虫」です。その正体はアブラムシ。 アブラムシは季節に応じて、翅(はね)を持たずに… 続きを読む: 18 雪虫(トドノネオオワタムシ)
- 17 イワオモダカ樹木の樹皮や岩に張り付いて生活する植物を着生植物といい,コケ植物やシダ植物,ランの仲間などに多く見られます.暖かい地域に分布する種が多いのですが,北海道にも十数… 続きを読む: 17 イワオモダカ
- 16 オニノヤガラ森林内に生えるラン科の植物です。葉は鱗片状で茎にまばらにつきます。高さは1m程で7~8月には茎の先に黄色い花が集まって咲きます。その立ち姿を鬼が使う矢に例え「鬼… 続きを読む: 16 オニノヤガラ
- 15 マダニマダニの仲間はクモ綱ダニ目マダニ科に属し、北海道にはヤマトマダニ、シュルツェマダニ、フタトゲチマダニ、ツリガネチマダニ、キチマダニ等が生息しています。足寄の野山… 続きを読む: 15 マダニ
- 14 エゾモモンガ冬の森を歩いていると、木の根元の雪が茶色く染まった光景を見かけることがあります。その正体はエゾモモンガの排泄物で、その木を見上げると彼らが巣として利用しているキ… 続きを読む: 14 エゾモモンガ
- 13 カムイロキ山足寄の市街から車で5分ほど陸別方面に進み,旧愛冠駅の方向に目を向けるとカムイロキ山(標高370m)のなだらかな山容が広がります.「カムイロキ」とはアイヌ語で「神… 続きを読む: 13 カムイロキ山
- 12 湯の滝雌阿寒岳の麓のオンネトー国設野営場から、歩道を1.5キロメートル進んだ場所に高低差20メートルほどの滝があります。滝上で湧き出る温泉が流れ落ちることから「湯の滝… 続きを読む: 12 湯の滝
- 11 カラマツハラアカハバチ8月下旬から9月にかけて,まだ他のカラマツが青々としている時期に,葉が枯れ落ちてしまったように見えるカラマツを目にすることがあります.これはカラマツハラアカハバ… 続きを読む: 11 カラマツハラアカハバチ
- 10 タモギタケ日本では北海道と東北地方に自生するヒラタケ属のキノコで、北海道においては古くから食用として親しまれてきました。味噌汁などの具材として美味であるだけでなく、鮮黄色… 続きを読む: 10 タモギタケ
- 08 エゾアカガエル北海道にもともと生息するカエルは2種おり、その内の1種がエゾアカガエルです。繁殖期は平野部で4~5月とされていますが、3月下旬でも林内の湿地などで「キャララララ… 続きを読む: 08 エゾアカガエル
- 07 キタキツネ日本にすむキツネは、ユーラシアと北アメリカに広く分布するアカギツネの亜種で、本州から九州に生息するホンドギツネと北海道に生息するキタキツネがいます。キタキツネは… 続きを読む: 07 キタキツネ
- 06 雌阿寒岳里見が丘から東を望むと,雌阿寒岳(標高1499m)がゆったりとした裾野を広げているのが見えます。随筆家及び登山家である深田久弥の日本百名山の1座にも数えられ,ア… 続きを読む: 06 雌阿寒岳
- 05 ベニテングタケテングタケ科テングタケ属のきのこで北半球の温帯以北に広く分布します。足寄では8月下旬から9月下旬頃、主にシラカンバなどのカバノキ属の林に発生し、これらと菌根と呼… 続きを読む: 05 ベニテングタケ
- 04 ニホンザリガニ日本に生息する3種のザリガニ(ニホン・ウチダ・アメリカ)のうちニホンザリガニは唯一の在来種で,日本固有種です。体長は5~6センチメートルと小さく,他の2種の半分… 続きを読む: 04 ニホンザリガニ
- 03 タラの芽タラノキは高さ2~5mになるウコギ科の落葉低木で、若芽を「タラの芽」・「タランボ」と呼び食用にします。北海道から沖縄までの全国と朝鮮半島・中国東北部・サハリン・… 続きを読む: 03 タラの芽
- 02 カンバ属の花シラカンバをはじめとするカバノキ属は足寄だけでなく北半球の冷温帯に広く生育しています。シラカンバの白い幹と涼しげな佇まいはいかにも北国の情緒を感じさせます。カン… 続きを読む: 02 カンバ属の花
- 01 タンチョウ体長140cm程、翼を広げた大きさは2mを超える国内最大級の鳥で、「北海道の鳥」に指定されています。頭頂部には赤い皮膚が露出し、これが名前(丹頂)の由来になりま… 続きを読む: 01 タンチョウ